大人の食物アレルギー体験ブログ

花粉症、食物アレルギー、アニサキスアレルギー、金属アレルギー、健康 美容 病気 怪我などの中でも主にアレルギーに関わることをメインに書いていこうと思っています

クラス4、軽くはない猫アレルギーなのに再び猫との縁で動物病院に行ったお話。

昨日、最近親が保護して飼い始めた猫の2回目の予防接種の為に動物病院に行くのに付き添った。

私は3年前に21歳まで生きてくれた我が子同然の猫を見送って以来、次の猫を飼う気にはまだなれないが、父は人生のうち50年弱、職場である工場兼自宅で次々と犬を飼っては見送ってきたほどの犬好きだ。今いる老犬もひとりっ子として、犬なのに!猫っ可愛がりされてきた。

 

去年、まもなく師走に入ろうとしていた頃に猫は現れたそうだ。

最近めっきり耳が遠くなった老犬はひとりっ子ゆえの食べ物への執着心のなさから餌を一気に食べようとはせず、雀に食べられても平気で雀の友達が沢山いるちょっと変わった犬である。

その犬の餌を狙って老いているのか若いのかよくわからないガリガリに痩せた小柄な猫はやってきたらしい。

 

雀にはご飯を分けてやるが流石に相手が猫だとそうもいかないのが犬だろう。耳が遠くなった犬が寝ている間に盗み食いをしにくる猫がいるという話は先に聞いていた。

それから一週間ほど経った頃にたまたま父の所を訪れたら工場の敷地に猫がいる!!

警戒しながらも父の足にすり寄っている!そんな関係になってまだ2、3日とのこと。その猫は長毛なので、そういえば見送った我が子の犬猫用ブラシがあったはず、と探して翌々日くらいに持って行ったら父と猫の距離はさらに縮まっていた。

 

それから数日後、気になって様子を見にってみると猫は事務所のお客さん用の椅子で寝ていた。それだけでも驚きだ。

人好きで寂しがりで誰にでも懐きやすいという、その猫の性格が犬っぽかったからか断然犬派の父のハート♡を鷲掴み?のまさかの急展開?!

父がパソコン使用時につけるストーブをわざわざ移動させて猫につけてやっていたのでバブリーな古いリバイバル用語を借りるとホント、おったまげー!だ。

 

さて、猫を病院に連れて行くとなると猫の扱いに慣れていないだけでなく、病院嫌いで歯医者での抜歯(←抜くようになるまで放置)くらいしか病院に行かない人間だからと思うが、普段は要領が良い父なのに何だか手際が悪い。

前回で学習してしまったであろう猫に数回逃げられ、2人がかりで失敗しながらようやく洗濯ネットに入れてキャリーバッグに無理矢理押し込んで、さあ、行こうという段階になってから机の上の書類をひっくり返して予防接種記録を探し始めた。

お父さん。。。。。。。。。。

 

今回も病院では猫はこれから身の上に起こる何かを覚悟したかのように、お医者さんもびっくりするほど大人しい。

次は避妊手術なのでその予約をして戻り、洗濯ネットから出してもらった猫は私たちをちょっと警戒していた。

特に私など毎日会うわけでないので、コイツが来たらろくな事がない!と学習されないためにも、ガリガリに痩せた猫はどこ?何、この別猫?妊娠してるの?って言うほど短期間でお腹が縦にも横にもたぷんとして風貌が変わった猫にオヤツをちょっとだけやっておいた。

 

そしてすぐに舐められた手を洗いに行った。猫アレルギーは、、、ふう。。。ここからようやく本題。前置き長っ!

猫アレルギーは猫の抜け毛のせいで症状が出ると思われがちだが、半分合っていて半分違う。猫の唾液が付着した毛に反応するので、結構な猫アレルギーの私などはあまり舐められないほうがいい。

 

数年前までの猫との暮らしで寒い季節は猫が潜り込んできて同じ布団で寝ていたので、年中モーニングアタックどころでなくエブリタイムアタックとか洗濯洗剤のような名前に改名したくなるクシャミが出て大変だった。

猫のフケもアレルゲンだから一緒の枕で寝ていたらそれも当然なのだが。

 

またこうして猫と縁ができたので来月の手術までや傷がすっかり良くなるまでクラス4のアレルゲンに時々会いにいかねばならない。

 

ちなみにこの日記を書くにあたり猫アレルギーへの知識に間違いはないか確かめた際に見つけた情報。

猫の餌に抗体を混ぜることでそれを食べた猫に対しては、飼い主にアレルギー症状が出にくい餌が開発され、いつかわからない将来販売されるかも?とのこと。

ただし効果があるのはアレルギーが軽い場合に限るそうで、販売はどれだけ先の将来かもわからないし上、犬アレルギーならクラス2で軽い方と言えようが、猫アレルギー4は軽症とは言えないし私にとっては微妙な朗報だと思った。